興行成績

http://www.geocities.jp/ii_dvd/page042.html
にちょっと古い日本での歴代韓国映画興行成績が載っている。
韓国映画の中で今年の本命扱いだった「スキャンダル」「シルミド」「ブラザーフッド」。スキャンダルは上映序盤での見込みが10億円だった。最終はよく知らない。シルミド5億、ブラザーフッドはまだわからないけど、めいっぱい余裕を持って推計して6〜13億。

ヒットのうち、シュリとボイスは、明らかにその時の他の映画のヒット作の谷間で稼いでいる。その点、シルミドブラザーフッドははり、せかetcの大ヒット映画に食われている。といっても、向かい風がなかったからといって、ブラザーフッドで精一杯で20億クラスが限界、配給の言っていた50億はパフォーマンスだったとさすがに感じる。それでも、強気過ぎて公開時期を誤ったんじゃないかという部分は残念に感じる。

まぁ、アジア映画に限らず、マイナーなジャンルでは10億越えはそもそもスーパーヒットなので、比べること自体ナンセンスとも言えるのだけれども、少なくとも配給側とマスコミが、これでコケたと判断する時代が来たのだなぁとも思う。まぁ、これで一つのピークは過ぎたでしょう。

それにしても、興行成績が20億で年間ベスト3とかになっていたのってついこないだのような気がして、ここ近年の映画のバブリーな大ヒットで隔世の感におそわれるのは少数派なんだろうかとちょっと寂しい。物価の上昇はあるにせよ、ここ数年はデフレだよと思ったり。