「『四月の雪』の日本ヒット 韓国映画制作のパラダイム変えるか」

配給側が40億ゆっているのは知っているけれども、「ブラザーフッド」も当初の配給はそんな数字を言っていたなぁ。韓国内興業だけでは困難となってしまった製作費50億ウォンの回収は日本を含めれば大丈夫としても、40億ねぇ。
ホ・ジノのようなタイプの映画が40億もヒット出来るようになったら、配給地図もまったく変わってしまうよなぁ。それはそれで嬉しい気も悲しい気もする。
映画は、非日常の中での許されざる愛の形なわけだけれども、今までの彼の作品(二作)よりは物語は劇的ななのだけれども、ストーリーそのものよりも、劇的な状況に追い込まれた人間の行動の描写が繊細なのが肝の映画。エンドロールで、大きなため息をついてしまった。ホ・ジノブラボー。