『やっぱり危ない!中国ビジネスの罠 日本企業がハマった仰天トラブルのすべて (講談社BIZ)』範 云涛著

タイトルが刺激的で、確かに驚きの事例が色々出てくるが、至ってまじめで冷静な本。中国人が今後の日中関係をまじめに考えて書いた本だと思う。良書。日本漫画キャラクターの中国進出にあたっての商標等の下りも注目。著者の見解には完全な同意をすることができないが、日本からみた中国ビジネスの現状を知るという意味で本書の良さは際だっている。