好童王子と楽浪王女

関東では先日北朝鮮映画の全貌で上映されたうちの1作。北朝鮮のアニメ映画1972年製作。こちらはフランスとの合作という。確かに西欧でいえばフランスは外交面で北朝鮮との関係はよい方だったようであるけれども。これも朝鮮半島では有名な説話の映画化。韓国の1960年代後半のアニメ映画でも歴史的な作品の映画化が目立った時期があるけれども関係はあるのかどうなのか。北朝鮮のアニメ事情は私もまったく素人なのでこの作品自体にはコメントしづらいけれども、シネマコリア2009上映の『少年勇者ギルドン』と比較してみるのもまた面白いかもしれない。『好童王子と楽浪王女』自体は映画館なり上映団体が企画すれば上映可能な作品のようなので、今後まだ上映機会は各地であるものと思われる。