牛の鈴音 (2008/韓国)

プロデューサー コー・ヨンジェ
監督 イ・チュンニョル
撮影 チ・ジェウ
音楽 ミン・ソユン / ホ・フン
出演 チェ・ウォンギュン / イ・サムスン

パンフにはイ・チュンニョルを脚本クレジットとしているが、日本公開フィルムにはそんなクレジットは見当たらなかったし、ナレーションもない、台詞としてもやらせ台詞前提ではない(多少はあったかもしれないが)。編集の妙はあるが、「脚本」があるはずのないこの映画。
もちろん作品は傑作。どなどなどーなーどーなー。泣けるし、退屈しないし。何より人間が生き生きしていて、くすっと笑えるシーンも多い。こういう暖かい笑いが劇場で聞こえる映画も珍しい。東京公開前頃に、BIG ISSUEでも好意的な映画評が出ていたが。