アメリカが抱く日本のイメージ「豊かな伝統と文化」がトップ、最近は「新しい文化」への注目が高まる:Garbagenews.com

ふみ。母集団の抽出方法がよくわからないが(って元資料をあたれって話だけど)、最近は「クールジャパン」輸出とかの施策が目立つけど、伝統的なそれも力を抜いちゃいけないなぁとか。
とはいえ「クールジャパン」とかひとくくりにされるうちの「ポップカルチャー」というのは産業の輸出としてはむしろ苦戦を聞いていて、正直この先も楽観視出来ると思ってはないんだけど。そういう意味での「ポップカルチャー輸出」は「産業として過度の期待」をすることには反対なんだけど、かといって「ポップカルチャー輸出」施策に私は反対ではまったくない。なぜならば、「ポップカルチャー」自体は現時点での都合の良い一例でしかないが、「ポップカルチャー」を起点に日本に興味を持った層の中から、その層のほんの一部からでも「日本通」(日本の文化について、特定のポップカルチャーのみならず深く知る)が出てくることがある程度予想されるからだ。「ポップカルチャー輸出」の最大のメリットは私はそこに感じている。将来の日本の対外関係を肯定的に進められる人材への投資と理解しても、的外れと言うほどではないと思うのだが。
これは、実際、どこの国の事例でもいいけれど、少なくとも私が見聞きした中に国の架け橋の一助になる人の中に「誰々がある国(特定の外国)に興味を持ち始めた理由」が案外ささいなものだったりして、それがポップカルチャーであったりする、というような事例は、大きな割合という程ではないにしろ、少なくはないように見受けられるからだ。