Google検索に個人情報リンク削除リクエストが殺到, EU司法裁判所は藪をつついて巨大怪獣を出した | TechCrunch Japan

一般論としては忘れられる権利って大切だと思いますが、難しい両面であるのは確かですね。
私が思い出したのは、映画サイト CinemaScape/Index で過去こんなことがありました。

「掲載されているクレジットの一部を消して欲しいと。その映画に関わった記録が残っていることで苦しい思いをしている人がいる、と。その連絡を受けた管理者としてはそれに従うが、「どの映画のどのクレジット」かを公表すると意図を裏切ることになるから公表しない。もちろん、そうすることで、後に別の資料に従って足りないクレジットを別の誰かが追加してしまうかもしれないが、止むを得ない。ひとまずは詳細非公開でクレジット情報に手を入れた。

という事案です。なかなか難しものです。管理者とはたしかこれ舘村さんだったと思います。上述の内容を関係者向けにに公知した上で(といっても知ってれば誰でも読める場所にです)、詳細は管理者1名のみ知る形で処理を実施された案件だったかと。