2008-03-29から1日間の記事一覧

『敗戦の記憶―身体・文化・物語1945-1970』五十嵐 惠邦著

これは、同時代を体験した者からすると、ただ当たり前のことを書き連ねたものかもしれない、著者自身あとがきにそう書いている。しかし、後の世代が読むには十分面白かった。戦後の文学・映画なども引き合いに出しながら、戦争・戦後が日本人の中にどう消化…