書くと掻く

学生のサークル、名古屋大学映画研究会の2005/5/16付けのフリーなペーパー(?)「エイガテキ68」で秋月寛太氏の「エッセイ」という記事で、フロベールによる「ボヴァリー夫人の手紙」の一節に「書く」と「掻く」の近さについて言及している部分から話を膨らませ、日本語では「書く」と「掻く」の語源に通じるものがあると言われているが、フランス語ではそうではないにも関わらず、そういう発想に立ったというようなところから話を膨らませている。言語学的にその指摘が本質的であるかどうかはこの際おいておいて、このエッセイが発想としては面白いと感じたので、なんとなくここに記してみる。
#そんなこたぁ常識だぜぇと誰かに怒られそうな気もちょっとあるのは内緒だ。