『誰も「戦後」を覚えていない 昭和30年代篇 (文春新書)』鴨下 信一著

シリーズ第3作。当時を生きた世代が語る「当時」当時についての歴史的正確さよりも時代の空気をあくまで著者視点で語る。シリーズの中でも映画についてページを特に多くさいているのでここでも取り上げてみる。評論家のベストテンよりB級をたくさん見たのだという著者の映画体験も面白い。