『企業メセナの理論と実践 なぜ企業はアートを支援するのか(文化とまちづくり叢書)』菅家 正瑞編著・著, 岡部 勉, 岡部 由紀子, 木村 博子, 太下 義之, 山川 敦子, 加納 暁子, 大室 晃子, 大室 康一, 高萩 宏, 佐藤 正治, 古賀 弥生, 片倉 康行, 池田 卓夫著

企業のアート支援の理論的背景や歴史背景などの論、そして近年の実態アンケート分析等。興味深い。映画支援の話もまったく出てこないわけでもないが、出てこなくても関係する話題だけに読んでおきたい。ただ、本書の分析では「企業のアート支援額はこの20年に減少というデータは特にない」のだ。出す企業の種類や出す先は変わっている気がするけれど。