『演出についての覚え書き 舞台に生命を吹き込むために』フランク・ハウザー、ラッセル・ライシ著 シカ・マッケンジー翻訳

演劇の演出家向けに書かれた格言(?)集? 結構頷いたり発見になったりするのは自分にはあったけど。書籍代に見合うかと言われると難しいけど演劇やる人は読んどいてもいいんじゃないかなと。演劇中心ではあるけれども、演技と演出に興味があれば何かしら感じるところがある本だ。でも、巻末に紹介文献に「パタンランゲージ」が挙げられているあたり、やはりこの本の考え方の枠組みが応用出来ると思われている範囲って広いんだなーと再認識した。(かの書の各論には今となっては迷信みたいなものも多々あるので直接は素人にはとても使えないと思うのだが、かの書からその考え方をどう受け取って自分に応用するのかが問われるのか)