2010-10-24から1日間の記事一覧

『湾岸産油国 レンティア国家のゆくえ (講談社選書メチエ 477)』松尾 昌樹著

なかなか面白かった。なぜあれらの国家が成り立っているのか。

『ルーンの子供たち DEMONIC〈5〉』ジョン・ミンヒ著、酒井 君二訳

第二シリーズ終章。面白かったな。次はいつ出るんだろう。

『トランスナショナル時代のデジタル・コンテンツ (叢書21COE‐CCC 多文化世界における市民意識の動態)』菅谷 実, 宿南 達志郎著

こちらも興味深い論・データが多かった。オススメ。

『ポスト満洲 映画論―日中映画往還』四方田 犬彦, 晏 ニ著

戦前から戦後の東アジアの映画の流れを見るときにはこういう視点の研究はまだまだ必要。

『蒐集行為としての芸術』四方田 犬彦著

蒐集には「鬼」って字が入っているよね。独自視点で言及したアーティストについては目次参照のこと。大衆小説・挿絵・漫画あたりの関連する話題の連続もまた興味深い視点ではあった。

『百度式600万人中国観光客を呼び込む方法』陳 海騰著

面白かった。

『戦後保守のアジア観 (朝日選書)』若宮 啓文著

著者の思想的立ち位置が公平かというのは当然あるので戦後の政治家のアジア観がどれほど公平に抜き出されているか意見は分かれそうな気はするが、それでも戦後から50年の主要政治家の発言から抜き出したこれらの視点は既に既知だろうか?原典を確認したくな…

『朝鮮紀行 (海外旅行選書)』イザベラ・ビショップ著、時岡 敬子訳

日清戦争前後(1894年-1897年)にイギリス人の目から見た朝鮮半島。今の視点から見れば批判されても仕方がないような偏見等があるのは当然としても、英国視点で朝鮮半島の近代化と東アジア情勢がどう写っていたのかという点でも面白いし、勿論当時の庶民の暮…

『コンテンツ産業論―混淆と伝播の日本型モデル: 出口 弘, 田中 秀幸, 小山 友介』

これは良書では。コンテンツ産業を見るのに是非読んでおきたい。