2011-07-31から1日間の記事一覧

『映画はネコである-はじめてのシネマ・スタディーズ (平凡社新書)』宮尾 大輔著

約7本の映画を、出てくるネコを中心に読み解いていく。ネコ描写とその映画の中の意味。ネコファンでも楽しめるけど、映画ファンよりの本。取り上げられたうち1本は『猫をお願い』本作について日本語で書かれた評の中では決して悪い部類には入らないと思わ…

『世界のレッドカーペット ~「釜山国際映画祭の父」が見た40の映画祭~ (ヨシモトブックス)』キム・ドンホ著、鈴木 深良訳

元釜山国際映画祭の執行委員長キム・ドンホ氏が世界各地の映画祭を旅し、各国の映画人とふれあった所から書いた、世界の映画祭ガイド。韓国映画に興味のない向きでも一つのガイドブックとしては読める。一方で、各映画祭で韓国映画がどのように取り上げられ…